It’s Me!! 漆崎知菜美

It’s Me!! 漆崎知菜美

 

It’s Me!!

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STUDY FOR TWO副代表 漆崎知菜美

STUDY FOR TWO(以下、SFT)2013年10月の教科書販売で、 全支部トップに輝いたのは北海道大学支部だ。 その支部を牽引していたのが彼女。 IMG_2576

北海道大学経済学部3年生。ゼミではエゾシカの研究に熱を注いで来た。 現在、支部長は交代してSFT副代表として動いている。 何にでもワクワクする。それを伝える事が得意。

インタビューは12月の東京。 彼女が発した「温かいですね。」という言葉に僕もカメラマンも驚く。 黒髪ショートヘアの彼女は終止笑顔で僕の質問に答えてくれた。 IMG_2578 「SFTに入団した理由を教えて下さい。」 この質問からインタビューは始まった。 IMG_2390

やらない理由なんてない。

漆崎「First Step Programという北大独自のプログラムに参加した事がきっかけです。各回様々な国に行くのですが、大学の授業を受けたり、企業の話を聞きに行ったり、広い意味で何かを始めるきっかけになれば良いという主旨のプログラムでした。この経験を通して学生時代もっと色々なことをやろうと思ったのですが、その時はSFTのことは知りませんでした。知った理由はささいなことで、FBで友人がイイね!を押していたのを見たからです。それで気になって一度ホームページを見てみたら教育支援を行っている事を知りました。以前、教師になりたいと思っていたこともあり、教育支援は自分のやりたいことだなと思っていた(今は変わって来ている)と同時に何で北大には無いのだろうって思っていました。」

 

渡辺「ほう。」

 

漆崎「けど、何でないのだろうと思っているだけで何か行動を起こした訳ではありませんでした。もし自分がここでSFTをやらなかったら、北海道にSFTが来るのが遅くなってしまうし、北大にもいつ出来るか分からないし、その活動が広まらないと思いました。何百人にも想いを届けられる活動なのに、やらなければ広まらない。そう考えたらやらない理由なんてないんじゃないかと思いました」

 

渡辺「なるほど。今年の10月の売上が全支部トップだと聞きました。北海道であることが有利に働いていると思うことはありますか?」

 

漆崎「特に北海道だからということはなくて、販売が終わった時は本当に理由が分かりませんでした。北大支部は、教科書回収を7月末〜8月頭に行ったのですが、その時の回収冊数が全支部の中で一番多かったんです。その数があってこその売上だと思うし、本当にメンバーのおかげだと思っています。北大のメンバーが当たり前のようにしてくれていることを、他の支部を見てみると意外と出来ていないこともあります。」 渡辺「と言いますと?」 漆崎「本当に当たり前のことを当たり前に続けた結果なのかなと思います。広報では、ポスターを貼り、ビラ配りをして、FacebookページやTwitterをしっかり更新する。そしてメンバーは大学の友達全員に招待を送ること等、細かいことなのですが、こつこつやってきた結果だと思います。後は、北大の環境が良いことも影響していると思います。学内にポスターを貼れる事、販売場所があること。でも、ポスターを貼れない大学もあれば、販売場所が確保出来ていなくて、苦労して外で販売している支部もあります。環境によって大きく結果が左右される活動なので、仮に北大でやってきた事を他の支部で行っても上手く行くとは限らないです。環境とメンバーの行動。に尽きます。」 IMG_2388

 

この団体で一番メンバーを想っているのは彼女なのかもしれない。 団体がどうあるべきかというよりも、どんな環境であるかを大切に。

 

渡辺「副代表として、SFTをどうしていきたいと考えていますか?」

 

漆崎「2年後にSFTはどうあるべきかと言った数値的な目標も立ててはいるのですが、そこはあんまり私の中で一番上には立っていません。副代表としては大事にしていきたいし、頭に入れておかないといけないことだとは思います。けど、SFTと向き合う時にメンバーのことを私は一番に考えてしまうんですね。やっぱりSFTに入った子達が活き活きとした活動を出来る様にしたいです。今が活き活きしていないとは思わないのですが、もっと改善出来る点もあるんじゃないかなと最近思っています。とりあえず別枠で考えていて、これが良いか悪いかは判断出来ないのですが私はメンバーのことを最優先にして考えています。その為の環境作りをしていきたいと思います。まだまだ力を出し切れていないメンバーもいると思いますし、もしそれが組織の構造上の問であったり雰囲気の問題であるなら、それも変えていきたいと思っています。副代表の立場を利用して、SFTがどうあるべきかというよりも、SFTがどういう環境であるべきかの方が大切にしたいです。」

 

渡辺「そんな漆崎さんにとってSFTとは何でしょうか。」

 

漆崎「私もともと国際協力に特別興味がある訳ではなくて、このシステムが良いなって思って入りました。入ってみて思ったことは、自分が活き活きさせてもらっているなってことです。自分が団体の中でどういう役割であるべきか、どう立ち振る舞いをするべきか、誰に何を伝えれば組織が変わるかが自分の中で段々分かって来たので、本当に勉強させてもらっているし、経験させてもらっています。そんな場所です。」 IMG_2393 何に対してもワクワクを覚える。 そんな彼女は自分と関わった人達の幸せを願っている。

21歳はマイペースに

渡辺「ブログに積み重ねて来た物が大事と書いてあったのですが、これが崩れた経験ってありますか?」 漆崎「考えて来た事が崩れていたなと思う事はあって。First Step Programから帰って来て留学したいなと想っていました。留学先で自分は具体的に何をして、それがどう将来に繋がるのかを考えていたのですが、将来本当にやりたいことが全く分からなくなってしまって・・・。自分は今まで何をしてきたのかが分からない状態になってしまいました。」

 

渡辺「ほう。」

 

漆崎「その時、お世話になっていた先生に話を聞いてもらった時に「ゼロな訳ないんだからさ。じゃあ、何で自分が北大の経済学部にいるのかというところから考えてみなよ。それが将来に繋がるか繋がらないかは別にして、将来のことを考えながら一年後でも二年後でも良いからちゃんと先のことを考えて行動してきた結果でしょ。そういう所に戻って考えれば良いんじゃないかな。」というお話を頂きました。その時に、自分が選んで来たことや考えて来たことを無かったことにしてしまっていたなとは思いました。崩れたというよりは、ゼロにしてしまっていました。全部崩れそうになったら過去の自分が何を考えて今の自分に繋がったのか、と振り返って、戻すようにしています。」

 

渡辺「20歳のテーマはAuthenticityでしたが21歳のテーマは何でしょうか。」

 

漆崎「本当にブログを良く見ていますね(笑)」

 

渡辺「はい(笑)」

 

漆崎「21歳はマイペースに生きて行きたいなと思っています。20歳の時は、今までの自分を忘れた経験があったから、自分の考えた事や思ったことに忠実に従いたいと思ってAuthenticityにしていました。今回はですね、それこそ進路の話になりますが、大学院に行くか就職するか迷っています。まだ絞り切れていないので今は平行して進めているのですが、となると周りの友達と時間の使い方やペースが変わって来ますよね。それこそ考えとかも違ってくると思います。私、こう見えて結構、自分のペース崩されるのが嫌なんですよ(笑) 自分の持っている性格がマイペースなので、そこを改めて大事にしていきたいです。周りを見て焦ったり、スピードを落としたりしたくはないですね。自分のペースが周りと比べて速いか遅いは分からないですが、良い意味で自己中心的に生きて、自分の為に時間を使いたいなと思います。SFTだとメンバーのことを考えるのが自分の一番やりたいことなので、それを自分のペースでやっていきたいですね。団体の副代表もなったばかりなので、マイペースにやらないとどこかでヤバいんじゃないかなと思うので、これも自分のペースでやりたいです(笑)」 IMG_2389

 

渡辺「そんな、漆崎さんの原動力は何ですか?」

 

漆崎「自分の関わっている人が楽しそうだなとか、幸せそうだな、頑張っているなっていうところですかね。」

 

渡辺「自分ではないのですね。」

 

漆崎「自分ではないですね。これは最近思うことなのですが、この団体に入って人と関わる事になって団体の中の人の動きに注目するようになってから自分って今までこういう事が好きなんだなと気付かされました。今までも何か自分の中で情熱みたいなものを持って動くことはあまりありませんでした。あったとしても元は誰かと繋がっている感じです。SFTで言うとメンバーが楽しそうにしている様子や入って良かったという言葉だったり・・。自分じゃないんですよ。私と関わってくれたことでどこかが上手く作用して良くなったら良いなという希望を持っていますね。その人が幸せでいられる要因の中に自分がいれば良いなと思いますね。」

 

渡辺「なるほど。でわ、最後に今後の目標を教えて下さい。」

 

漆崎「今後の目標ですか。んー、自分が何をしていきたいのかがはっきりしてきたのでそれを形にしていきたいですね。結局自分のやりたいことは、自分が関わったこと、経験して来たこと、考えたことを相手が望む形で伝えることです。私が関わる事で良い作用が働いて幸せになって欲しいです。悪い言い方かもしれませんが最前線には立たないで後ろから支えられる人が良いですね。 今はふわっとした考えなので。それを固める為にSFTをやらせてもらっていると言っても過言ではないので、この中で成長もしていきたいです。もし自分がSFTに入っていなかったらこうはなってないだろうなという想いを持って、頑張るようにしていますね(笑)自分が入って副代表になったからここが良くなったんだなと確認しながら前に進むようにしています。今は対人になっているので、その幅を広めて行きたいですね。あとは、自分の歯車を大きくしたいです。今は一つ一つ濃い関係だとは思いますが、伝えられる人数などが限られているので。この濃い関係をもっと多くの人と築きたいなと想っています。今は小さい歯車がたくさんある感じかな。」 IMG_2573

 

彼女ほどこの団体のメンバーを想っている人はいないだろう。 自分よりもまずは人の幸せを求めている。 その想いは彼女の発する言葉から伝わってくる。 きっと彼女はこれからもワクワクを自分の周りにいる人達に伝えて行くだろう。                              [インタビュー:渡辺悠太 カメラ:土岐絵理] ファースト・ステッププログラム ブログ:It’s Me. これからマイペースに更新するので、みてくださいね〜!

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