【インタビュー】ラオス・バングラデシュで言語の壁を壊したい

【インタビュー】ラオス・バングラデシュで言語の壁を壊したい

【インタビュー】ラオス・バングラデシュで言語の壁を壊したい

STUDY FOR TWO(以下SFT)の支援先であるラオスとバングラデシュに年に2回支援先に訪問するのがスタツアです。

今回はスタツアで、

ラオスとバングラデシュに訪れた九州大学支部の鉾立春響さん

ラオスに訪れた熊本大学支部の美淋光哉さん

にスタツアの感想を大阪経法大支部の日下部諒がインタビュアーとしてインタビュー形式にてお伝えしていきます。

 

くさかべ)早速、質問にいきたいと思います。
みりんさんは初めてのスタツアでラオスに行かれたと思いますが、1番印象に残っていることは何ですか?

 

みりん)ラオスで一番印象に残っているのは、みんな「幸せ」だなと感じたことです。「貧しい=不幸」では全くなく、村の皆さんすごく幸せそうでした。そこで僕は、本当の「貧しい」とは何なのか、よくわからなくなった。と言うのが本音でした。ラオスの人たちはのんびりしている。とよく言われていますが、やっぱりそんな感じの人が多かったです。自分たちのペースで、自分たちのしたいことを楽しんで暮らしていました。

 

くさかべ)ほこたてさんは、ラオスとバングラデシュと両国訪れてみて、何か違う所、それぞれの国で印象に残っていることは何ですか?

ほこたて)ラオスの時は首都ビエンチャンに行けなかったので単純に比較はできませんが、建物がほとんどなく道も舗装されてなくて、草木をかき分けて学校にたどり着いたのを今でも覚えています。家の中にテレビがあったり、スマホを持ってる村人がいたり、電化製品がかなり浮いて見えるほど、原始的な生活がまだ残っていると感じました
一方バングラデシュは、首都のダッカはビルも立ち並んでたし車も沢山走ってました。そんななか馬車や歩き売りの商人などの様子も混在していて、これから発展していくんだなと実感しました。

 

ラオスで印象的だったのはやっぱり「現地での生活」です。私が参加したラオスのスタツアが民泊(現地の村の民家に泊まることが私たちの回最後だったので、貴重な経験になったなと感じました。お風呂の代わりに溜めてある水を浴びたり、水洗トイレの代わりに水をかけたり、カエルやアリの卵を食べたり、とにかく一瞬一瞬が初めての連続でした。

一方バングラデシュは、とにかく親日で、日本人ってだけで大人も子どもも興味を持ってくれて、有名人になった気分でした!日本人である感覚を身体で感じられる国でもありました。生活の様子はとても多様で、宗教もバラバラ、生活水準もバラバラで受け入れられやすい雰囲気を感じました。

 

くさかべ)どうしても「途上国=貧しい」というイメージを持つ人が多いかと思いますので、そうではないというのは現地に行って初めてわかる気づきなんなんですね。

 

くさかべ)続いての質問です。

 

海外に行く際、日本での普段の生活と違うため大変な事があると思いますが、スタツアに行っていた時に困ったことはなんでしたか?

 

みりん)パスポートをなくしたことです。

 

僕は、タイに前入りしてたのですが、入国、空港泊のあと、電車での移動中にパスポートがなくなっていたことに気がつきました。かばんの中、電車、空港、どこにもなかったので、空港でtourist assist center や警察局、大使館行ったりバタバタでしたが、3日後、大使館から無事空港に届けられたと言う連絡があり、無事ラオスへ行けました。パスポートは常に肌身離さずにしとくべきだと再認識しました!!!!

 

 

ほこたて)困ったことは特になかったです。ものを使わせてもらったので、大丈夫でした。衛生面を心配していましたが、スタツアの期間だけと思ってある意味楽しんでいました。普段の生活がどれだけ贅沢なものか痛感させられました。

 

くさかべ)自分も海外に行く際は気をつけたいです。

 

 

くさかべ)続いての質問にいきます。

 

海外に行くと価値観が変わると聞きますが、スタツアを通じて変化はありましたか?あれば教えて下さい。

みりん)今まで以上に現地の情報に敏感になったり、自分でも情報発信を心掛けたりするようになりました!
「伝える」ことの大切さを痛感してます。

 

ほこたて)日本とその国との関係について気にするようになりました。結構日頃から途上国のことを考えて生活して来たので、目に見える心境の変化とか生活の変化はそれほどありませんでした。

 

くさかべ)私も日頃から「伝える」ことの大切さを意識しようと思いました。

 

くさかべ)実際に現地に行った時に出来なかったことはありますか?また、自分に足りないなと思ったことはありましたか?

みりん)現地の人と共に考えて、現地の課題を共に解決するという過程が足りていないのではないかと思いました。途上国の人々あるあるですが、「支援慣れ」というものに、私たちSFTの支援先の人々もなってしまわないかと危惧しました。私たちSFTの現在の支援形態は「与える」支援です。自立支援ではありません。そのため、支援の押し付けになってしまわないように現地の人々と対話し続けることが必要なことではないでしょうか。しかし、今の自分にはそれを行動に移す資金や言語能力、時間などあらゆるものが欠けていると感じました。支援先に行って一番感じたことは無力感でした。

 

ほこたて)ちょうど私たちの時は通訳を雇わなかったのでもっと英語を話せるようになっておけば良かったと感じました。また、コミュニーケーションを密に取ることが支援先の理解を深める上でも大事なことだと気づきましたし、「日本を伝える力」もまだまだだなと感じました。

くさかべ)やはりコミュニケーションを取るためにも言語能力は必要ですね。

 

くさかべ)先ほどスタツアで出来なかったことをお聞きしましたが、それを踏まえて最後の質問です。スタツアに行っての反省点は何ですか?

また今度スタツアに行った時にはどんなことをしてみたいですか?

 

みりん)途上国フィルターがかかっていたことに気づいていなかったことです。
「途上国の子どもたちは教育が受けられない」「自分は途上国の子どもたちへ支援してあげている」というように、そこの人たちを無意識に下に見ていたことが、現地に行って浮き彫りになりました。先進国と途上国の区別はありますが、そこは対等である。言葉ではわかっていましたが、現地での交流等を通して身をもって知ることができました。
次は美味しいものを食べながら飲みながら、お互いの夢を対等に語りあいたいです!!!

 

ほこたて)何を学んで来れるのかをもっと吟味すればよかったと感じています。何もかもが初めての経験で、それだけで貴重だったけど、もっとラオス語を勉強すれば…もっと日本の紹介すれば…とか、もっと現地の普段の生活を見ておけば…などせっかくの機会を最大限に活かす努力はもっと出来たと思います。今度行った時にはもっと日本のことやSFTのことを知ってもらえるような時間の使い方をしたいです。あとは、普段どんな食事をしていてどんな生活を送っているのか知りたいです。

くさかべ)やはり現地に足を運んでこそ、初めて気づけることがあるんですね。

 

くさかべ)以上で今回のスタツアインタビューを終わらせていただきます。貴重なお時間を頂きありがとうございました。

 

みりん、ほこたて)ありがとうございました!

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